副人格

『潜在意識との対話』というと、「何だか怪しい」と思うかもしれません。
そして、それは『半分はその通り』で、『半分は誤解』です。

半分の怪しさ

『怪しい』と感じる人の多くは、『証明しようがない存在』との対話であると感じるからです。
つまり、神様であるとか、ハイヤーセルフであるとか、そういった精神世界のイメージを持つ方がいらっしゃいます。
恐らく、こちらの印象を持つ人の方が多いかもしれません。
これらは、『証明しようがない存在』です。だからこそ、多くの人は怪しいと感じるのです。

半分の誤解

ですが、潜在意識との対話は、それだけではありません。
心理学には、『内的対話』という言葉があります。
分かりやすいところでは、自問自答という形で、独り言を心の中でつぶやくことがあります。
そのとき、相手がいるわけでもないのに、自分の中のさまざまな人格と対話していることが多々あります。
これを内的対話といいます。
人は、内的対話を、日に5万回していると言っている人もいるくらいです。
そして、その多くは、無意識レベルで行われています。
人によっては、意識的に行う時間を長く持つ人もいます。
つまり、『潜在意識との対話』は、怪しいどころか、『日常的すぎる』と言っても過言ではないのです。
但し、その対話には『質』が問われます。

心理療法では、その対話の相手を『副人格』という。

心理療法では、いわゆる精神世界での神様やハイヤーセルフといった存在を、『副人格』と表現します。
副人格と言うくらいですから、主人格も存在します。
主人格というのは、いつも自覚している自分自身のことです。
副人格のわかりやすいところでは、人には公開できない自分の中にある幼い面です。
インナーチャイルドと表現する場合もあります。
そして、それだけでなく、両親から植え付けられた価値観が、自分の中の副人格として存在していることもあります。
また、その人にとっての完璧な存在という位置づけで、神様やハイヤーセルフといった呼び方をされる高尚な副人格も存在します。
あれやこれやと、副人格はとても多いと思っていただいて良いでしょう。
幼い女の子であれば、人形と対話したりします。あれも、自分の内面の一部と対話しているのです。

心理療法では幼い面、精神世界では高尚な面

心理療法では、過去の幼い頃の出来事に注目するものが数多くあります。
例えば、(ヒプノセラピー)では、過去の自分自身を癒やす手法が用いられます。
これはなぜかというと、現在の反応は、過去のトラウマから発生しているという発想があるからです。
もちろん、そういった心理療法だけではありませんが、どちらかというと、そういう手法が多く、また、それを求める人が多いことも事実です。
つまり、心理療法の多くは、副人格として、その人の未完了な幼い面に注目することが多いということです。

ところが、精神世界になると、これが真逆となります。
精神世界では、神であるとか、ハイヤーセルフであるとか、そういった今の自分自身より、高尚な人格に注目することが多いのです。そしてこれ自体は、それが成功すれば成長のきっかけになります。

主に、幼い面と繋がる目的は、過去の癒し。
高尚な面と繋がる目的は、その人自身の成長だと思っていただくと良いでしょう。

このように、潜在意識は、現実的な側面と、精神世界的な側面と、その両方の側面があります。
どちらからも語れるというのは、ある意味、この世界を一貫性を持って見るためにも有効なのかなと思う、今日この頃です。


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