心理療法の学びの中でも、特に、過去の癒しの学びをしていると、かなりの確率で出てくる言葉があります。
それは、という言葉です。
一言で言えば、『心の中に住む、幼い頃の自分自身』です。

インナーチャイルド癒し

カウンセラーの中には、このインナーチャイルドを癒やすことに、かなりの比重を置いている人がいます。
多くの心理療法の考え方として、過去の癒やされていない未完了な出来事を、イメージの中で完了させることで、そのトラウマが癒やされるという考え方があります。
だからこそ、インナーチャイルド癒し専門のカウンセラーも存在していたりします。

ですが、私の場合は、どうだったのかと言いますと………、これが全くうまくいきませんでした。
なんと、インナーチャイルドを癒やせば癒やすほど、インナーチャイルドがふんぞり返って、ぐ~たらになっていったのです。
インナーチャイルドを癒やせば癒やすほど、インナーチャイルドは、「何もしたくね~!」となるのです(笑)
そうなると、私も焦り始めます!

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大人の私「おいおい! 何もしたくないって、まずいでしょそれ!」
子供の私「え? だって、そのままでいいって言ったじゃん。だから何もせんのよ!」
大人の私「おいおいおい! それじゃあプータローになっちゃうだろ!」
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とまぁ、こんな対話が心の中で展開されるわけです。
ついには、大人の私がしびれを切らして、

大人の私「いいかげんにせぇーッ」

となったりもするのですが、今度はそうなるとどうなるのか?
なんと! 拗ねるのです!!(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)

子供の私「チィ~~ッ、楽してーのに何言ってんだよ!」

という態度がありありな状態になるのです。
そう、インナーチャイルド癒しが、万能ではないと感じた瞬間でした(゚Д゚)(゚Д゚)

万能ではないというだけでは、説得力に欠けますのでひとつ例を出しましょう。
例として、交流分析という心理療法では、人の性格を5つの領域としてあらわしています。

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・CP(きびしい父親)
・NP(やさしい母親)
・A(理論的な大人)
・FC(やんちゃ坊主)
・AC(親に従順な子供)
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この中で、注目すべきは、ACFCです。

通常、インナーチャイルド癒しは、親や社会に対し従順すぎて、子どもの頃から大人になるよう強制されてきたような人に対して有効な手法です。つまり、上記の中では、ACが高い人向きなのです。
その多くは、大人から見ると、手がかからない子というイメージです。

このように、ACが高い人達の多くは、
インナーチャイルド癒しがとても有効
です。
癒やすことでトラウマが解消し、自分を大切にできるようになるからです。

では、FCが高い人はどうでしょう?
FCが高い人は、自由奔放なタイプです。
自由奔放な人に、さらなる自由を与えたらどうなると思いますか?
手がつけられなくなるのです(笑)

そのようなわけで、私が心理療法家として活動していく中で、このFCが高いインナーチャイルドとの付き合い方は、大きな課題のひとつでした。
もちろん、交流分析だけで全てがわかるわけではありません。
ここでは、分かりやすい例として、交流分析を例にしてみました。
ようするに、次のようなインナーチャイルドが存在するということです。

・癒やせば図にのる。
・叱れば拗ねる。

さぁ、もう一度繰り返しますよ!

・癒やせば図にのる。
・叱れば拗ねる。

世のお母さま方の苦労が、目にうかぶようです。
まさに、「どうせいっちゅ~んだ!」という感じですよね。
そして、「あ~私が小学校の頃の先生、大変だったんだろうな~」という、想いにふけったりもしました(笑)

さて、ところで、この問題は、私だけに限ったことなのでしょうか。
これ、違うと思うんですね。

最近は、「ありのままでいい」「そのままでいい」というブームが一人歩きして、インナーチャイルドが癒やされるのではなく、図にのってしまい、「何もしねーよ」となってしまっている現象が、あちらこちらで見受けられます。
だからと言って、叱れば拗ねるのです。

そうなると、従来の心理療法では、お手上げになってしまい、ついにはこんな一言が……。

「な~~もせんでええ(よい)」(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………)

「もう解決とかどうでもええ!」(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)
「これが、本心だから、それでええ!」(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)

(どうでも良くなってくると、私の場合、なぜか関西弁になります(笑))

何だか、今の世の中、この流れになってきていると感じませんか?
はてさて、次の一手はどうしたものでしょう。
というわけで、この後の続きは、また今度!!


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