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カウンセラーを選ぶ基準

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どのようなカウンセラーを選べばよいか?

カウンセリングスクールの講師だからこそ、お伝えできるカウンセラーの選択基準があります。
まず、心の悩み相談は、目に見えないことを扱うため、どのような専門家に相談すればよいのかという選択は、とても難しく感じられるかもしれません。

悩む

目に見える道具であれば、使い心地は、使ってみればたいていわかります。
ですが、目に見えない心の領域では、何を持ってして「良い」と判断できるのかが分かりにくいのです。
ですので、ここで心理カウンセラーを選ぶ際の基準となる情報をお伝えします。
それは、次の3つです。

1.いたずらに決めつけない。
2.傾聴共感だけでは終わらない。複数の問題解決方法を実践できている。
3.問題解決の流れをパターン化しない。
4.相談者にとっての本当の幸福(目的)へ焦点を当てている。

1.いたずらに決めつけない。

「専門家が言うのだから、きっと本当のことに違いない」
「テレビで言っていたことだから、本当のことに違いない」

このような印象を受けることは、多くの方が経験しています。
専門家の意見は、とても影響力があるからです。

そのため、専門家から「あなたの問題は、○○が原因です」と言い切られてしまうと、その言葉に依存してしまうか、もしくは、服従してしまいやすくなります。

【依存】してしまうと、相談者自身に元々存在する問題解決能力を奪ってしまい、カウンセラーなしではいられなくなってしまいます。あるいは、本当はその答えが、その人にとって適切でない場合も、その答えに執着してしまいます。

【服従】してしまうと、相談者自身の中にある別の欲求を抑圧してしまい、「もしかして、自分の考えが間違っていたのではないか」など、自己嫌悪に陥りやすくなります。

実際には、問題解決に至る過程や答えは、ひとりひとり異なります。
つまり、カウンセラー自身の思い込みや、あるいは、因果関係、心理学などに当てはめてしまうと、むしろ問題が深刻化してしまう可能性があるということなのです。

そして、上記のような問題が生じないために必要なことは、相談者の中から答えを『聞き出すスキル』です。
悩んでいる人の多くは、ご自分の脳から、問題解決に有効な答えを導き出すための有効な質問をしていないという特徴があります。
そのため、カウンセラーが相談者の代りに、その答えを導き出すための質問をするのです。
つまり、カウンセラーは『教えるスキル』よりも、『聞き出すスキル』が問われるのです。

2.傾聴共感だけでは終わらない。
  複数の問題解決方法を実践できている。

カウンセリングでは、『傾聴共感』がとても重視されます。
まず相談者の多くは、「どこまで話して大丈夫なのだろうか」という、一種の心のガードを持った状態から相談を始めます。

だからこそ、話を否定せず聞く姿勢が問われるのです。そうすることで、相談者は、本当に話したいこと、本当に共感してもらいたいことを、抵抗なく話せるようになります。
このように傾聴共感はとても大切です。ですが、それだけで問題が解決することは希です。
傾聴共感だけのカウンセリングが、1年以上もかかってしまうのはそのためです。
ここからは、ひとりひとりのご相談を伺いながら、複数の問題解決法を用いる必要があります。
複数の問題解決法が自然と出てくるカウンセラーは、今では結構いらっしゃいます。

例えば、料理では素材に対して、最適な調理法は変わりますよね。
お洗濯でも、生地によって洗い方が変わるのが当たり前です。
大切なスーツを、靴下と一緒に無造作に洗濯機で洗う人はいませんよね。

同じく、カウンセリングでも、一人一人に合った方法で行う必要があります。
目に見えない心の領域では、『たったひとつの方法』が過信されがちですので、複数の技法を用いることはとても大切なことです。

3.問題解決の流れをパターン化しない。

そしてさらに、複数の問題解決の手法を持つ上で、もうひとつ大切なことがあります。
それは、『問題解決の流れをパターン化しない』ということです。

何度か同じカウンセラーからカウンセリングを受けていると、複数の技法を持ちながらも、「今回も同じようなパターンだな」と感じることが多々あります。

このように、問題解決の流れがパターン化しすぎるのは、多くの場合、カウンセラー自身が、目の前の相談者を観察することを怠ってしまい、ある種のパターンへ逃げてしまうからです。
このような傾向は、複数の問題解決の技法を持っているカウンセラーでも見られます。
相談者のベストな問題解決の流れは、心理学のパターンの中にあるわけではありません。
目の前の、相談者自身の中にあるのです。

私が、現役のカウンセラーの方々の前でグループカウンセリングをしているときに、よく感想で言っていただけることあります。
それは、「スズキ先生は、いつも何か別の視点から(上から俯瞰して)、物事(カウンセリングの現場)を見ているような気がします。いつも自分たちが思いつかないようなカウンセリングの流れになっているのを見ていてそう感じます」というお言葉です。
このように、私のカウンセリングは、パターン化とは最も遠いところにあります。

4.相談者にとっての本当の幸福(目的)へ焦点を当てている。

相談者の多くは、ご自分の本当の望みは無自覚な状態で相談されます。
ここは、ビジネスでの相談など、ゴール設定ありきの相談と大きく異なる点のひとつです。
そのため、カウンセリングの中で、相談者にとっての本当の望みを明確にしていくことはとても大切なことなのです。

ですが、このときに注意すべきことがあります。
それは、相談者にとっての本当の目的とは別のことが、ゴールになりがちであるということです。
以下、その一例をお伝えします。

ア)原因がわかることで、問題が解決するという流れを過信しすぎている。

「原因が明確になり、その原因となるものを取り除くことで問題が解決する」
これは、私たちが普段経験していることのひとつです。

・故障が生じたら、その箇所を調べて修理することで解決する。
・盲腸になったら、それを手術で取り除くことで解決する。

心の相談であれば、原因探求の多くは、過去のトラウマや思い込みを改善することで、問題が解決するという流れです。

このような流れが、万能なのかのように思えてしまうことの背景にあるものは、そのような問題解決法が日常化しているからです。

ところが、心の相談となると、この一見して万能かに思えている原因探求という方法が有効にならないケースが多々あるのです。
まず、原因探求に拘りすぎることは、脳のヒラメキ(意外性の発見)を阻害することが多々あります。
ここで伝えているヒラメキとは、問題解決に繋がる新たな道筋やヒントと捉えていただければ良いでしょう。

このようなヒラメキ(意外性の発見)の多くは、これまでとは拘っていた方向性とは別のことに意識を向けたときに生じることが多いからです。
そして、カウンセラー自身の一番の拘りとしてありがちなのは、根本的な原因探求なのです。

イ)気づきを得たり、感情を吐き出すことが目的となってしまっている。

人は、感情が大きく揺さぶられる出来事に遭遇すると、それを「問題が解決した」と誤認することがあります。 例えば、次のようなものがあります。

・「あぁ!そういうことだったのか」という気づきを得る。
・幼少期に言えなかった感情を爆発的に吐き出す。
・セミナー講師からの感動話に陶酔してしまう。

これらは、参加した場での感情の動きが大きく、そのため、問題が解決したかのような錯覚に陥りやすくなります。

それよりも大切なのは、日常生活での行動に変化が起きているかどうかです。
まず、カウンセリングを受ける方の多くは、「人生を変えるきっかけとしたい」という想いがあります。
では「人生とは何か?」と言いますと、人生とは日常生活の積み重ねに他なりません。
つまり、人生を変えるには、日常生活での行動(言葉)を変化させる必要があるのです。

実際、多くのカウンセリングを見ていると、その場では感情が大きく動くものの、日常生活に戻ると、またいつもの生活のままという状態になるカウンセリングがかなりあります。そしてこれは、相談者の問題ではありません。カウンセリングそのものの質の問題です。
これでは、気晴らしにお酒を飲みに行って騒いで、その場だけ気持ちがスッキリするようなものです。

実際のカウンセリングでは、気づきや感動は、必ずしも必要ではありません。
大切なのは、相談者の日常での言動が変化し、それにより人生が変化することだからです。

ウ)ますます問題を深めてしまっている。

これは、カウンセリングの本来目的からすれば、とんでもないことなのですが、意外と多かったりします。
例えば次のようなものです。

・ただでさえ自己責任感が強い人に対して、さらに責任を負わせるようにする。
・ほとほと困ったパートナーの言動に対し、「むしろそこから学びなさい」と説教される。
・DVを受けている人が、DVを受けることの意味を見いだすことだけで終わる。
・「親を許さない限り、あなたは変わることはできない」など、問題解決への道を封鎖されてしまう。

これらの問題を深めてしまう流れに対して、実は、それを行っているカウンセラー自身は何の疑問も抱かいていないことがほとんどであったりします。

以上、カウンセラーを選ぶ際の基準をお伝えしました。

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